「海ごみゼロウィーク」における海上保安庁の取組について~海洋プラスチックごみ対策の推進~

 近年、海洋プラスチックごみによる汚染が地球的規模の課題となっています。このような状況を踏まえ、政府では、令和元年5月、「海洋プラスチックごみ対策アクションプラン」を策定し、新たな汚染を生み出さない世界の実現を目指した具体的な取組を、幅広い関係者の協力を得つつ、関係府省が連携して推進していくこととしています。
 このアクションプランに基づき、海上保安庁は、公益財団法人 日本財団の「CHANGE FOR THE BLUE」の取組と連携し、「海ごみゼロウィーク」(※1)一斉清掃への積極的な協力・参加等を行いました。
 今般、この具体の取組として、また海洋環境保全推進月間(※2)の一環として、公益財団法人 海上保安協会や自治体、学校など幅広い関係者のご協力をいただき、全国228か所の海岸等で約3万人の方々と一緒に海浜清掃を実施しました。
 また、これにあわせて海洋環境保全啓発活動を実施することで、次世代を担う子供たちを中心とした多数の方々に、身近なごみが海洋汚染に結びつく現状を体感してもらう等、海洋環境保全の意識高揚につなげるための活動を行いました。

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