海上保安レポート 2022

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 守り抜く、日本の海。


海上保安庁の任務・体制

Column Vol.03 未来へ伝承 60年続く十管本部の底力

■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

5 海を知る

6 海上交通の安全を守る

7 海をつなぐ


語句説明・索引


図表索引


資料編

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海上保安庁の任務・体制
Column Vol.03
未来へ伝承 60年続く十管本部の底力
第十管区海上保安本部

第十管区海上保安本部は、昭和37年1月1日、それまで九州全域を管轄区域としていた第七管区海上保安本部から南九州を所管する組織として分割・発足し、令和4年1月1日で、設立60周年を迎えました。

過去には不審船事案や大量集団密航事案、大量薬物密輸事案、十管区の大きな特徴である離島自然災害などさまざまな出来事があり、その度に職員一丸となってこれに対処してきました。

昨年もトカラ群島において震度5強の地震が発生したり、転覆船上で屋久島沖を22時間漂流していた要救助者を無事救助したりするなど、離島が関わる災害や事案も発生しています。

近年では、「海上保安体制強化に関する方針」に基づき、鹿児島港谷山2区に大型巡視船基地の整備が進み、6,000トンを超える最新鋭の巡視船などが続々と配備され、勢力が増加し、災害等にも対応しています。

第十管区海上保安本部は、変化を続ける社会の中にあっても、南九州の安全・安心を守るため、伝統や情熱を後世に引き継ぎ、職員一丸となって日々全力で業務に努めて参ります。

第十管区海上保安本部