航路標識の保守

 航路標識が十分な機能を発揮し続けるためには保守(メンテナンス)が重要です。

海上保安庁職員は、航路標識を定期的に巡回し、施設や設置している機器の異常の有無を確認しています。

 また、航路標識が波浪や台風により損傷したり、灯りが消えた場合には復旧作業を行い、船舶交通の安全確保に努めています。

最近では、航路標識の灯りを電球からLED、メタルハライドランプに切り替えることにより定期的な電球交換を不要としたり、電解液の補充の必要がない蓄電池を使用することにより、比重の測定や電解液の調整作業を不要とする保守の省力化を積極的に進めています。


 ◆ 航路標識の保守・管理


【灯浮標の点検】
【無線設備の測定作業】