海上保安庁 採用職員の声・10



所属職名 第六管区海上保安本部船舶技術部技術課船舶工務官
初研修了年月 平成25年6月
出身地 兵庫県
作成時年齢 43歳
採用時の受験資格 三級海技士(機関)

入庁前の経歴

 前職は、約15年間海上自衛隊で勤務し、主にエンジンの保守・整備に従事していました。

 機関員として働いている中で、知識や技能を向上させるため勉強し、自分の理解度の目安として海技士試験(四級)を受験し、同資格を取得しました。

入庁の経緯

 きっかけは、職場での自分の立場の変化になります。
 自分の階級が上がることによって、エンジンの整備等に携わる機会が減り、艦内での事務的な仕事が増えました。

 もちろんどの仕事も大事なのですが、資格まで取得した自分の持っている知識等をもっと活かせることはできないかと悩み、様々な方に相談した中で海上保安庁という仕事に大変興味を引かれ入庁を考えました。

現在の仕事

 現在、私は船艇の故障対応や定期的な修理における仕様書の作成、新造船の検査・監督の業務に従事しています。

仕事をする上で大切にしていること

 とにかく何事も丁寧に対応していくことを大事にしています。船艇の修理を行っていくうえで、事前の調査は大変重要になってきます。

 実際に船に赴き現状を確認し状況把握できれば良いのですが、なかなか実行するのは難しいため電話やメールでのやり取りだけで手続きを進めていくことになります。

 正確に現状を把握し少しでも速く故障復旧させるためには、丁寧に情報を集めていくことが必要だと考えています。

今後の目標

 CL型からPL型まで様々な船艇の建造に関わっています。

 私の担当は機関部(電気含む)ですが、船体についても積極的に関わっていき、知識・技能を深めていきたいです。

 

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