研修生の声①
試験区分 | 航海 |
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年齢 | 20代 |
資格 | 三級海技士(航海) |
研修開始年月(採用) | 令和元年7月 |
海上保安庁受験の経緯
幼い頃から、警察や消防といった「人を助ける仕事」に就くのが夢でした。また海が好きなこともあり、「海に関わる仕事」がしたいと考え、海のことについて学べる高校へ進学しました。
そこで海上保安官という仕事を知りました。仕事内容を調べていくうちに、「人を助ける仕事」で「海に関わる仕事」である海上保安庁の仕事に魅かれ、受験しました。
受験対策について
採用試験の約1年前から受験勉強を始め、そのために本屋へ行き、参考書(「地方初級教養試験」「国家一般職教養試験」「海上保安学校への道」など)を購入しました。
初めて参考書を開いた時は、問題の意味すら理解できず、一問も解くことができませんでした。それから毎日1時間程、まずは問題を理解することから始めました。わからない問題は高校の先生や友達に聞き、時には家族で知恵を出し合いながら解いていきました。
海技士の試験勉強との両立は大変できつい事もたくさんありましたが、わからなかった問題がわかるようになる喜びは何ものにも代え難い経験となりました。
現場赴任に向けて
地元や家族、友達と離れること、新しい環境での生活等々不安なこともあります。
今よりきつく厳しいこともあるとは思いますが、門司分校で学んだ知識や規律、正義仁愛の精神を忘れることなく、新しいところでも目標を叶えるためコツコツと努力し、第一線で活躍できる海上保安官になれるよう励みたいと思います。
~捜査実習(実況見分)~
現場を再現した実習で、状況確認などの捜査方法を学びます。
受験を考えている人へ一言
日本は海に囲まれた島国で、海の恩恵を受け生活することができています。受験を考えている方と共に、素晴らしい海に囲まれた日本の平和と安全を共に守れる日がくることを楽しみにしています。
私自身も立派な海上保安官として活躍し、海上保安官の名に恥じぬよう職務を全うできるように頑張ります。