海上保安庁「研修生の声2」【機関区分】



研修生の声②



試験区分 機関
年齢 20代
資格 三級海技士(機関)
研修開始年月(採用) 令和元年7月

海上保安庁受験の経緯

 私が中学生の時、職業体験の授業があり、海上保安庁の職務を体験しました。
そこで海の治安維持や人命救助といった日本の海を守る仕事を知り、元々何かを守ることに憧れがあったことから私も日本の海を守る仕事がしたいと思いました。
そのため船の知識を学ぼうと商船学校に入学して海技士の資格を取得し海上保安庁の採用試験を受験しました。

研修について

 研修中は法律などを学ぶ座学や、鑑識や制圧、捜査実習など海上保安官として必要な技能、知識を得るための実習が多くあります。乗船実習では船を動かすために必要なことを学ぶことができます。
他にも身体を鍛えるために補課体育や登山訓練などがあり忙しいですが、とても充実した半年間となっています。
また、現場の海上保安官が新たな技能、知識を学ぶため門司分校へ業務研修に来るのでアドバイスや経験談など話を聞くこともできます。

資格免状について

私は元々海上保安学校を受験するつもりでした。
しかし商船学校在学中に門司分校について知りました。私の場合は商船学校で一級海技士の筆記合格と三級海技士を取得し、門司分校を受験しました。
また海上保安学校では五級海技士筆記が免除され、取得する資格は四級海技士筆記等です。


~制圧訓練~

被疑者等からの攻撃から身を守り、相手を制圧するための基本的技術を習得します。

受験を考えている人へ一言

 私は門司分校での研修を通し、人のために積極的に行動できることが重要だと感じました。
勉強や運動ができなくても積極的に行動していれば周りの人が自然と協力してくれるようになりますし、学校も評価してくれます。これは現場に行ってからも同じだと思っています。
ありきたりな言葉ですが学校生活が不安な人、受験を迷っている人の後押しになればと思います。



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