アジア海上保安機関長官級会合

 アジア海上保安機関長官級会合は、海上保安行政に関する地域的な連携強化を図るため、マラッカ・シンガポール海峡をはじめ、世界的にも最も重要な海上交通を抱えるアジア地域の海上保安機関の長が一堂に会する多国間の枠組みです。

 我が国主導の下、2004年に東京において第1回会合を開催後、ほぼ毎年開催国を代えながら長官級会合及び実務者会合を開催しています。

アジア海上保安期間長官級会合集合写真









参加国及び地域 / 21カ国・1地域

  ASEAN10ヵ国、日本、中国、韓国、香港、インド、バングラデシュ、パキスタン、スリランカ、モルジブ、オーストラリア、バーレーン、トルコ

主な取組み

  以下の4つの対象分野において、議長国を中心に連携訓練やワークショップの実施等の実践的な連携・協力を推進しています。


 ・捜索救助           【議長国:インド】
 ・海洋環境保全         【議長国:フィリピン】
 ・海上不法活動の予防・取締り  【議長国:オーストラリア】
 ・海上保安能力に係る人材育成  【議長国:インドネシア】