海上環境事犯への対応

 油の汚染水不法排出や廃棄物の不法投棄などは海洋環境への悪影響や漁業被害のみならず、生活環境の悪化や水産資源の汚染による人体への悪影響など我々の生活への直接的な被害を引き起こすことも懸念されます。

海上保安庁では、引き続き関係機関、地域住民と連携・協力して、港内等における油等の不法排出事犯や廃棄物等の不法投棄事犯の実態を把握するとともに、航空機の広域監視能力を活用し、外国船舶による油等の不法排出行為の監視を効率的に実施するなどして海上環境事犯の取締りに取り組んでいます。