事故の多くは不注意により発生しており、これらの事故を防止するためには、船舶操縦者やマリンレジャー愛好者の安全意識の向上を図ることが重要です。
このため、海上保安庁では過去の海難傾向を踏まえ、関係機関・団体と連携し訪船指導や海難防止講習会の開催、釣り人等に対するリーフレットの配布等による啓発活動を実施しています。
また、酒酔い操縦や危険操縦等、小型船舶操縦者が遵守すべき事項に違反することは重大な事故につながりかねないことから、違反者に対する調査、是正指導も行っています。
さらに、船舶操縦者やマリンレジャー愛好者の自主的な啓発活動の輪を広げることが効果的であるため、小型船安全協会や海上安全指導員等の民間ボランティアと連携して、地域に密着した安全活動を展開しています。
参考資料