不審船・工作船対策

 海上保安庁では、昭和23年の発足以来、これまで21隻の不審船・工作船を確認しています。これらの不審船・工作船は、平成13年の九州南西海域における工作船事件にみられるように、覚せい剤の運搬や工作員の不法出入国等の重大犯罪に関与している可能性が高く、我が国の治安を脅かす不審船・工作船の活動を未然に防止することは重要な課題です。

 海上保安庁では、巡視船艇・航空機による監視警戒を行うとともに、各種対策訓練の実施に努め、発見時には適切に対応できるよう備えています。