国内密漁対策

国内密漁について

 我が国周辺海域は、世界的にも有数な水産資源の豊かな海域ですが、それら資源を持続的に利用するためには、漁獲量の制限や操業区域・期間を法令で定めるなどにより、適切な資源管理を行うことが極めて重要です。

しかしながら、組織的で大掛かりな密漁グループや、資金確保を目論む暴力団等による水産資源の乱獲が後を絶ちません。

海上保安庁では、捜査能力のさらなる向上や採証資機材等の充実を図り、悪質な密漁事犯の厳格な監視取締りに努めます。

また、引き続き、関係機関や漁業関係団体等との緊密な連携を図ることで、地域の特性に応じた未然防止対策などの総合的な密漁対策を推進しています。