海上保安庁では、5月30日(日)から6月30日(水)までの期間を「海洋環境保全推進月間」として定め、「未来に残そう青い海」をスローガンに、海洋環境保全にかかる指導・啓発活動を全国で重点的に実施しました。
また、同期間中、「海ごみゼロウィーク」※にかかる取組もあわせて実施しており、地方自治体、学校機関、公益財団法人海上保安協会等と連携し、全国62か所の海岸等において、5,216人の方々と共に海浜清掃を行い、これに合わせて実施した漂着ごみ分類調査、海洋環境保全教室等を通じて、多くの方々が海洋汚染に結びついている身近なごみの現状について体感できる機会等を設け、海洋環境保全の意識高揚につなげるための活動を行いました。
※環境省及び公益財団法人日本財団の海洋ごみ対策に関する共同事業として、5月30日(ごみゼロの日)から6月5日(環境の日)を経て6月8日(世界海洋デー)前後の期間を「海ごみゼロウィーク」と定め、海洋ごみ削減に向けた全国一斉清掃活動を行い、その取組結果を世界へ発信していくもの。
なお、これらの指導・啓発活動は、新型コロナウイルス感染症に対する感染防止対策を徹底したうえで実施しており、月間中の主な活動状況は次のとおりです。
<海洋環境保全推進月間における活動状況>
海洋環境保全講習会: 14回(参加人数 427人)
訪船指導: 754隻
訪問指導: 196か所
海洋環境保全教室: 29回(参加人数1,347人)
漂着ごみ分類調査: 62回(参加人数5,216人)
漂着ごみ回収量:約8,519袋(30リットルごみ袋換算)
活動の詳細は、別紙をご確認ください。
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