3月8日、海上保安庁では、東日本大震災時の教訓を活かし、大地震発生時の早期復興に向けた取組みとして、海図の水深等の基準面について、「楕円体高」を新たな基準として公表します。「楕円体高」とは、地球楕円体*1からの高さで、地盤変動や岸壁の破壊の影響を受けない基準です。
新たな基準である「楕円体高」を使うことで、大地震による地盤変動等で港湾の水深が大幅に変化した場合においても、震災後の港湾の状況を反映した海図の刊行までの期間を、これまでより1ヵ月短縮することが可能となります。(別紙1)
航行安全に必要な海図を迅速に刊行することで、船舶による物流が速やかに回復し、被災地の早期復興に寄与します。
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