海上保安庁は、平成12 年から東南アジア海域等における海賊対策として巡視船・航空機を派遣しており、沿岸国の海上保安機関に対して法執行能力向上支援等を実施し、連携を強化しています。
今般、10 月30 日から巡視船えちごをオーストラリア連邦、フィリピン共和国に派遣し、公海上でのしょう戒を実施するとともに、オーストラリア国境司令部と法執行に関する両機関の関係を強化し、また、フィリピン沿岸警備隊とは、海賊多発海域であるスールー・
セレベス海における連携訓練等を実施しました。
また、11 月17 日には、訪豪中の安倍内閣総理大臣がダーウィン入港中の巡視船えちごに乗船され、乗組員に対して「法の支配に基づく『自由で開かれたインド太平洋』を世界の海で体現してもらいたい。」と激励されました。
12 月4 日、巡視船「えちご」は任務を終え、新潟港に帰港する予定です。
詳細はこちらから