海上保安庁では、9月25日から約2ヶ月間、独立行政法人国際協力機構(JICA)の枠組みのもと、開発途上諸国の海上保安機関職員を招へいし、国連・国際海事機関(IMO)が定めるモデルコースに準拠した、救難・環境防災に係る知識・技能の向上のための研修を実施します。
今研修では、実際に救難・環境防災業務に携わる各国の現場指揮官に対し、捜索救助、海上防災、環境保全等に関する講義を行います。
更に、実際に救助調整事務に従事している、我が国の海上保安官との連携訓練(捜索救助通信訓練)や、海上災害防止センターでの実験水槽、造波プール等を用いた油除去実習等も行います。
海上保安庁は、今研修参加者が、これらの講義・実習を通じ、一人でも多くの命を救い、そして美しい海を守るために必要な海難救助・海上防災能力を習得することで、世界の救難・環境防災体制の強化に貢献しています。
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