海上保安庁は、平成12年から東南アジア海域等における海賊対策として同海域沿岸国の海上保安機関に対して法執行能力向上支援等を実施しており、その一環として6月26日から巡視船「つがる」をフィリピン共和国、インドネシア共和国に派遣しています。公海上でのしょう戒を実施したほか、7月4日にはフィリピン沿岸警備隊及びReCAAP-ISC との連携訓練を実施、7月11日にはインドネシア海上保安機関5機関との連携訓練、翌12日には若手士官を対象とした研修を実施しました。研修においては薗浦内閣総理大臣補佐官から激励をいただきました。
これらの取組みを通じて、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序の実現に向け、引き続き両国海上保安機関との連携・協力関係の強化を図っていきます。
7月25日、巡視船「つがる」は任務を終え、函館港に帰港する予定です。
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