船舶の安全面の向上等を目的に、自動運航を行う船舶に関する規制面での検討を開始する提案を我が国を含む９か国（注）により行ったところ、多数の支持を得て合意されました。
（注）日本、英国、米国、ノルウェー、デンマーク、オランダ、フィンランド、エストニア、韓国

平成29年6月7日から16日にかけて、英国ロンドンIMO本部にて第98回海上安全委員会（※１）が開催されました。同委員会において、海上人命安全条約（SOLAS条約）に基づき、我が国初の推薦航路（※２）の提案が採択されました。

※１：船舶の構造・設備、危険物の取扱い、海上の安全に関する手続、人的要因、その他海上の安全に直接影響のある事項を審議し、関連する国際条約の採択、改正及び各国への通報、条約の実施を促進する措置の検討等を実施する委員会。
※２：航路指定の一例で、対面航行を「推奨」するため、その中心線を定めた航路。

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