◇ 平成28年の海上犯罪の送致件数は、前年比251件(3.4%)増加の7,710件となり、平成23年以降、最多となりました。
◇ 各種法令別の送致件数の傾向としては、海事関係法令違反が平成24年以降減少していたところ、平成27年に増加に転じ、平成28年も3,531件と、前年比308件(9.6%)に増加したほか、漁業関係法令違反が2,418件で、前年比微減となったものの、平成21年以降、8年連続で2,000件を超える水準で推移しています。
◇ 各種法令別の送致件数の割合については、海事関係法令違反が45.8%と最も多く、次いで漁業関係法令違反(31.4%)、刑法犯等(10.0%)、海上環境関係法令違反(8.1%)等となっており、海事関係法令違反と海上環境法令違反の割合が微増しているものの、例年と比べ大きな変化はありません。
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