海上保安レポート2010
JAPAN COAST GUARD ANNUAL REPORT 2010
 
特集Web版 「科学の力で海を拓く」~大陸棚限界への挑戦~
 
7.今後の海洋調査と海洋情報基盤整備 ②

また、前述のような海洋調査で得られたデータを効率よく有効利用できるよう、きちんと管理しておくことも重要です。既に大陸棚調査により海洋に関する膨大なデータが得られています。さらに現在進行中の調査からも次々に新たなデータが得られています。このほか、国内の他の海洋調査機関においても日々海洋に関する様々なデータを蓄積しつつあります。しかしながら、どこにどのような情報があるのか、一般の人にとっては検索に手間が掛かる状況となっており、せっかくの海の情報が十分に活用されていません。そこで、海上保安庁では、国内の関係機関の協力を得て、各機関が保有する海洋情報の利用が大きく促進されるよう、海洋情報の所在についての情報を一元的に収集・管理・提供するクリアリングハウスを平成22年3月から公開しています。


 
 
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