海上保安レポート2010
JAPAN COAST GUARD ANNUAL REPORT 2010
 
特集Web版 「科学の力で海を拓く」~大陸棚限界への挑戦~
 
6.(2)二つに割れた第一鹿島海山
 
 
   
 
 
 茨城県沖の日本海溝上にある第一鹿島海山は、比高約3,000mの海山で、西側(図の左側)半分が崩れ落ちたような形をしています。地殻構造調査などの結果、元々一つの山体であったものが、太平洋プレートの日本列島の下への沈み込みに伴って、西半分が徐々に沈降し、このような形になったことが分かりました。プレートの沈み込みを証明する一つの証拠といえます。
 
 
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