三管区の勤務の現場

海洋情報部
監理課監理係

Q. 入庁した動機やきっかけ

小さい頃、体にあせもができやすい体質でした。塩水に改善効果があるということで度々海で遊んで海が大好きだったことがきっかけです。

Q. 大学校・学校での思い出

体格が基準ギリギリで発声も大きい方では無かったため遠泳以外の訓練はついていくのに精一杯でしたが、周囲の同期・先輩・教官方がいつも支えてくださいました。とても長く感じた1年間でしたが楽しく笑いあった思い出が強くあります。

Q. 現在の仕事のやりがいや魅力

庶務を担当しているので、外部・内部問わず多種多様な人と関わることができること、また、スケジュール調整を自身で組み立て可能な部分が多いので、子どもの急な病気など、突発的な変更に対応しやすいのも魅力です。先方とのやり取りの中で「ありがとう。」など言ってもらえた時にやりがいを感じます。

Q. 入庁して一番印象に残っていること

強風で大時化の中、長時間捜索し目標の外国船を曳航できたことです。 初任地の巡視船で主計士補として勤務して数か月の頃、あまりの強風、大時化に、船内は様々な引き出しや椅子が床に散乱する中、長時間捜索して目標の外国船を発見し、波がおさまった早朝に無事曳航救助できた事が特に印象に残っています。

Q. 今後の目標

夫が昨年度、大病を患い数回の手術と治療のため約1年病気休暇を取りました。現在は職場(船)復帰しており経過は順調ですが経過観察中でもあるので、2人の子育てを含め家庭と仕事の両立を図りつつ、普通に日々の生活を送っていくことが今現在の私の目標です。

Q. 海上保安庁を希望する学生へのメッセージ

今、体力に不安があっても全く泳げなくても、子育て・家庭との両立に不安があっても、大丈夫です!

Q. 今の職場の働きやすさ

現在私は、育児時間とフレックスタイム制とテレワークを活用させていただいており、特に今の職場はテレワーク端末数が充実しているためテレワークをしやすい事が助かりました。子どもの発熱はほぼ数日間続くので、以前は全て休み、仕事が溜まったり年次休暇の残りが苦しかった事もありますが、子どもの通院以外や保育園の2時間のみの行事出席以外の時間にテレワークを活用することにより解消しました。

Q. 女性でも活躍できる職場かどうか

私の身近にいる方だけでも、保安署長、大型船船長、補給長に就かれた方がいます。女性職員数は年々増えているので今後益々活躍の場が広がっていくと思います。
  女性職員活躍推進への取組みは様々ありますが、その中でも2つ紹介したいと思います。
 
【夫婦同居への配慮】
配偶者の異動による別居の解消に向け、配偶者勤務地付近の部署又は船艇への異動等、夫婦同居が可能となるよう配慮する。

【仕事と家庭の両立支援制度の利用促進】
管理職員をはじめ、各職員に対する両立支援制度紹介
配偶者等の出産予定日が近づいた男性職員に対する、男の産休・育児休業など、両立支援制度の利用促進

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