三管区の特徴・特色

首都圏を背後に抱えて

多数の船舶がふくそうする東京湾

世界有数の船舶通航路である東京湾の管制業務を担うため、横浜市に東京湾海上交通センターがあります。東京湾を航行して、東京・千葉・横浜などの首都圏へ出入りする1日約500隻の船舶に対し、この東京湾海上交通センターが、東京湾内における航行管制と、東京湾及びその付近を航行する船舶への情報提供を行っています。

担任水域

担任水域の地図

全国展開する機動力

羽田航空基地

羽田航空基地は、領海は元より排他的経済水域や1000海里を超える救難海域等々、空からの監視海域は拡大の一途をたどっており、所属航空機6機を効率的に運用し、海上保安業務遂行に当たっています。

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羽田特殊救難基地

羽田特殊救難基地には、統括隊長及び1隊6名・6隊の特殊救難隊が所属しており、全国各地で発生する、「転覆船内等からの人命救助」「危険物積載船等からの火災・爆発の鎮火」「高度救急処置を要する傷病者の救助」などの海難に当たっています。

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横浜機動防除基地

横浜機動防除基地には、1隊4名・4隊の機動防除隊が所属しており、全国各地で発生する海難・地震などの自然災害により、海上に排出された油・有害液体物質・危険物等の防除措置や、油などの排出に伴う海上火災に対する消火及び延焼の防止措置に関し、現場において指導・助言を行うとともに、専門的な判断を要し又は特殊な資機材を使用した防除措置については、隊員も実施します。

平常時においては、事故対応業務の遂行に必要な研修及び訓練を実施しているほか、海上防災に関する種々の調査研究、各種講習会の講師を務めるなどして、油防除を中心とした海上防災に関する知識の普及を図っています。

また、国際協力業務として、東南アジア諸国に対し、海上防災に関する高度な知識及び技術を活用した技術支援及び教育訓練も実施しています。

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