特集

特集1.進化する海上保安庁 〜新たな課題と装備の強化〜 (p.12〜19)

これまで海上保安庁は、海上犯罪の取締り、領海警備、テロ・不審船への対応といった業務を行ってきました。しかし、近年になって新たに、尖閣諸島等における海洋権益の保全や、遠方事案への対応といった業務課題に直面しています。この特集では、こうした課題とそれに対応するためのしきしま級巡視船の整備をはじめとする体制整備の現状を紹介します。





特集2.救難現場の最前線 〜これがリアル「海猿」〜 (p.20〜27)

海上保安庁は海難に遭遇した船舶、乗船者や海浜における事故等に対して、迅速かつ的確に捜索救助活動を行い、一人でも多くの人命を救助することに全力を尽くしています。2009年は、転覆漁船からの約90時間ぶりの救出等、海上保安庁が対応した事案が注目されました。 この特集では、2009年に発生した海難事故を例に、現場での救助活動の一端を、リアルな写真を交えて紹介するとともに、潜水士等の業務について紹介しています。





特集3.科学の力で海を拓く 〜大陸棚限界への挑戦〜 (p.28〜36)

海上保安庁は、これまで25年以上にわたって我が国周辺の大陸棚調査を行ってきました。その調査によって、我が国は、国土の約2倍にあたる新たな領域を、我が国の大陸棚として国連に申請しています。 この特集では、この大陸棚延伸という政府一丸となったプロジェクトを紹介しています。さらに、冊子では紹介しきれなかった記述を特集Web版として、Web上で公開しています。




海上保安庁の任務・体制 (p.37〜44)

本編 (p.45〜102)

治安の確保 (p.45〜56)

海上犯罪に対する取組みや、テロ、海賊などの対策を紹介。

領海等を守る (p.57〜60)

領海警備や排他的経済水域における権益の保全について紹介。

生命を救う (p.61〜66)

海難救助やマリンレジャーの安全推進のための取組みを紹介。

青い海を護る (p.67〜72)

海洋環境保全対策や海上環境事犯の摘発を紹介。

災害に備える (p.73〜80)

事故災害対策や自然災害対策を紹介。

海を識る (p.81〜86)

海洋調査や海洋情報の提供を紹介。

交通の安全を守る (p.87〜96)

海上交通ルールや航路標識等の海上交通に関する取組みを紹介。

海を繋ぐ (p.97〜102)

国際的な取組みを紹介。




目指せ!海上保安官(p.103〜118)

現場での海上保安官の活動、海上保安官になる方法、その後の進路やライフプラン等を紹介。




特典動画(p.138)

海上保安レポートを手に取った方が閲覧できる、Web上の特典動画を作成しています。一部の動画は海上保安レポート内の記事に連動したものが作成されています。
(動画サイトのアドレスは海上保安レポート2010の138ページに記載されています。)