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第拾雄洋丸海難
昭和49年11月9日、日本籍のLPGタンカー第拾雄洋丸とリベリア籍の貨物船パシフィックアレス号が東京湾中ノ瀬航路において衝突、第拾雄洋丸が爆発炎上しました。懸命の消火活動にもかかわらず第拾雄洋丸は炎上を続け漂流したため、東京湾中央にえい航し一旦富津沖の浅瀬に座礁させました。その後も第拾雄洋丸は20日間にわたって炎上を続けたため、11月29日に沖合へえい航した上、海上自衛隊艦艇により撃沈されました。この海難により第拾雄洋丸の5名、パシフィックアレス号の28名が死亡しました。