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海上保安をめぐる主な出来事
(9年9月〜10年8月)
舳倉島灯台船舶気象通報のテレホンサービスが100万件を突破
(9年12月)
 舳倉島は能登半島輪島市の北の沖合約50kmに浮かぶ平坦な島であることから、舳倉島灯台において観測した風向、風速、天気、波等の気象・海象現況は、正に海上における局地的な気象現況とほぼ等しく、日本海東部における海上気象を知るうえで最適なデータとなっている。
 このため、台風シーズンや冬季の季節風の強まる時期には、リアルタイムな海上気象を知る貴重な情報源であることから、海上保安庁では、舳倉島灯台において61年から全国初のテレホンサービス業務を開始し、以来、一般船舶や漁業関係者に加えて、近年、活動が盛んとなった海洋レジャー関係者の利用の増加も相まって、サービス開始当初12万件程度であった年間利用件数は年々増加し、9年には100万件を突破した。これは、現在全国33のテレホンサービス箇所の中でも群を抜いて一番の利用件数(2番目は観音埼船舶通航信号所の約68万件)を誇っている。
(舳倉島灯台 電話0768-22-1776)
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