概要説明

海上保安庁とは

海上における「警察」「消防」「救急」、そして海の標識である「灯台や航路標識の整備・維持管理」「水路測量・海図作成」など、多岐にわたる業務を受け持つ海の総合官庁です。

海上における人命・財産の保護、治安の維持等を目的とし、海の安全を確保するための機関として、1948年(昭和23年)に当時の運輸省の外局として設置され、平成13年1月の省庁再編に伴い国土交通省の外局となり、治安の維持、海上交通の安全確保、海上防災・海洋環境の保全など「海の危機管理」の仕事を日夜弛まず行なうとともに、国内外関係機関との連携・協力を構築しています。


第八管区海上保安本部とは

画像の説明

第八管区海上保安本部は、京都府舞鶴市に本部を置き、福井県、京都府、兵庫県北部、鳥取県、島根県の1府4県を管轄しており、各府県の沿岸をはじめ日本海西部を担任海域とし、その海岸線の総延長は約1,960キロメートルにも及びます。
 この海岸線には風光明媚な国立公園や国定公園が数多くあり、春から秋にかけて、海水浴客や水上オートバイ、ダイビングなどのマリンレジャーを楽しむ多くの人々で賑わいますが、冬には一転して猛烈な季節風が吹き荒れ、海は時化る日が続きます。
 こうした中、私たちは、巡視船艇や航空機などを使って海の安全を確保するための仕事をしています。
 第八管区では、海難救助や海上犯罪の捜査をはじめ、韓国・北朝鮮・ロシアと隣接する国境管区として、我が国の領海及び排他的経済水域内における外国漁船の違法操業取締りや、密輸・密航といった国際組織犯罪を防ぐための監視警戒のほか、管内には全国の約3分の1の原子力関連施設が集中していることから、臨海重要施設に対するテロ警戒等も実施しています。
 第八管区では、地域住民・漁業関係者・自治体・関係機関の皆様のご理解とご協力のもと、地域一体となって日本海の安全・安心を守り続けていきます。

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